進行性のCOPDの予防改善するには

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いかにしてタバコを避けるか!肺気腫の予防改善は禁煙にかかっている

肺気腫は進行性の病であり、現代の医学を以てしても完全な治療が難しくなっています。
しかしながら、そうであるからといって肺気腫の症状を改善することまで諦める必要はありません。
適切な対策を施すことで、肺気腫の症状は確実に改善していくことができるのです。

また、肺気腫については早い段階で予防措置をとることも効果的となっています。
特に肺気腫の多くは長年にわたる喫煙習慣によって発症するので、若いうちにタバコやめてしまうといった方法が大きな効果をもたらすのです。
あなたも肺気腫の恐ろしさを知り、喫煙の習慣をきっぱりと断ち切りましょう。

喫煙はもちろん副流煙にも注意

肺気腫は長年にわたる喫煙習慣によって発症することが最も多くなっています。
しかしながら、本人が直接喫煙をしていなくとも、身近にタバコを吸う人がいて、長年にわたって受動喫煙をしている場合は、それだけで肺気腫の発症する恐れもあります。

このように肺気腫とタバコの存在は切っても切れない関係にあるのです。
そのため、肺気腫を改善していく方法としては第一に禁煙があげられます。

そして、禁煙をすることで肺の状態は少しずつ改善されていきます。
肺気腫になった場合、日常生活に支障きたすほどの呼吸困難に陥ることも少なくありません。
このように、最悪の場合は命にかかわる恐れのある病気であるため、長年にわたって喫煙習慣を持っている人は、一刻も早く禁煙に着手する必要があるでしょう。

家庭内で分煙を行う

受動喫煙によって肺気腫の発症の恐れがある人は、家庭内における分煙などに積極的に取り組みましょう。
現代でこそ受動喫煙のリスクに対する理解が広まってきており、職場や家庭内において分煙を進めていることも多くなってきました。

しかしながら一昔前は、分煙といった意識が薄く、多くの人が受動喫煙にさらされていたでしょう。
家庭内で分煙を行っていく場合は、まずは肺気腫の恐ろしさを喫煙している本人に伝え、分煙の必要性を理解してもらってください。

また、タバコを吸っている本人が適切に喫煙できる環境整えることも、分煙を進めるための第一歩です。
受動喫煙はあなた自身の健康に大きく関係することであるため、分煙の実現は早期に行っていきましょう。

禁煙外来を利用

ニコチン中毒によってタバコやめることが難しいという場合は、禁煙外来を利用して専門医のサポートを受けつつ禁煙を進めていく必要があります。
こういった方法は自分自身の力のみで禁煙を実現するよりも、最終的に禁煙が実現できる可能性が高くなります。

COPDの治療イメージ

COPDから肺を守る治療と呼吸法

2020年3月1日