心不全を防ぐ4つのポイント

心不全予防の生活習慣

心不全は命に関わる病気なのでしっかりと予防することが大事になります。
生活習慣病心臓病の治療をきちんと受けるとともに、適切な生活習慣を身につけることがポイントとなります。

1
自信の病気を把握する

もう一度、病気と向き合いましょう

生活習慣病や心臓の病気をもっている心不全予備群の方は、心不全へ進行するのを防ぐために、生活習慣病心臓病の治療をしっかり行う必要があります。

心不全は一度症状が現れると、ジワジワと進行して戻ることが難しくなる病気です。
まだ予備群の状態であれば治療をきちんと行うことにより心臓の機能を維持して心不全を防ぐことができますので、まずご自身が今行っている生活習慣病や心臓病の治療の意味とその重要性について改めて考えていただき、しっかりと治療に取り組無用にしてください。

2
食生活を気をつける

塩分に気をつけてバランスの良い食事を

心不全を防ぐためには、大きなポイントとして食生活があります。
特に減塩は重要で、食べ物や飲み物から摂取する塩分の量が多すぎると体内の血液量が増えてしまい心臓に負担をかけてしまいます。

塩分の次に気をつけたいのが栄養不足です。
特に高齢になると毎日の食事で必要な栄養が十分に摂取できていないことが多いです。

しっかりと必要なエネルギー量を摂取して魚や肉を毎日食べるようにします。
また、野菜や果物も心不全を予防するのに役立つ食品となります。

正しい食生活は心不全の予防だけでなく健康的な生活を送るために不可欠です。

3
適度な運動をする

無理のない程度で体を動かすようにする

心不全になると心臓のポンプ機能が低下しまいます。
心臓のポンプ機能を維持・改善するのに運動は不可欠となります。

また、心不全の原因となる狭心症心筋梗塞などの心臓病予防のためにも、高血圧糖尿病脂質異常症といった生活習慣病を改善・コントロールするためにも運動を行うことが勧められます。


しかし、予防・改善目的でで行う運動では無理はしないようにしてください。
笑顔でできるくらいの運動を継続して習慣化することよいと言われています。

適度な運動習慣は心臓によい影響が現れてきますので、ご自身に合った運動を選んで今日から始めましょう。

4
自己管理を徹底する

心臓に負荷をかけない生活を送る

何気ないふだんの生活の中で心臓に負担をかけてしまい心不全の引き金となってしまうことがあります。

心不全の原因となる生活習慣病や心臓病を患っている方がはそのことをしっかりと理解しておくことが大事です。
心不全の発症を予防しりためにはこれまでの生活習慣を見直して、問題があれば改善していくよう心がけましょう。

これまでの習慣を改めたり新しいことを習慣づけるのは大変なことですが、できることから少しずつ改善していきましょう。

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2020年7月22日