子宮頸がん・子宮体がんの症状
子宮頸がん
子宮頸がんは初期では症状がなにも見られないケースがほとんどです。
従って、初期に子宮頸がんを発見するためには、検診を受けることが重要です。
進行してきてしまうと、不正出血やおりものの異常、性交時の出血などの症状がみられてきます。これらの異常が見られたときには、すでにがんが進行してしまっていることも多いため、やはり日頃から検診を受け、早期に発見できるように心がけましょう。
子宮体がん
子宮体がんの一般的な初期症状としては、不正出血とおりものの異常があげられます。
不正出血については、生理がある方と閉経後の方、閉経が近づいている方で判別は異なってきます。
生理がある方で1〜2日で終る少量の出血があったとしても、排卵時期の出血の可能性もあるので様子を見ましょう。
また、閉経が近づいている方についても生理不順になりがちなので、不正出血なのか生理なのか分からないケースが多いです。
ただ、閉経後に不正出血があった場合は、子宮体がんの疑いが高いので、速やかに診察をしてもらってください。
子宮体がんの患者のうち8〜9割は不正出血による受診をきっかけとして発見されています。
おりものの異常については、おりものの量が増えた、水っぽい、茶色っぽく血が混じっている、においがするなど、普段と違いがみられる場合は、婦人科で診察を受けてください。
おりものの異常で子宮がんが見つかることもあります。
また、他の病気の可能性もありますので診察を受けてみましょう。