COVID-19ウイルスの感染と症状について

COVID-19はどのようにして感染するのか

新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染によりうつるといわれています。

新型コロナウイルスの2つの感染
  • 飛沫感染・・・感染者の飛沫(くしゃみ・咳・つばなど)と一緒にウイル スが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸 い込んで感染すること。
  • 接触感染・・・感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後にその手で周りのものにさわることでウイルスが付着し、他人がそのウイルスを触り、その手で口や鼻、眼などを触ることで粘膜から感染すること。
    電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなどを触る際には注意が必要。

COVID-19の主な症状

感染から1日から12.5日(多くは5〜6日)の潜伏期間の後に、次のような症状が現れます。

次のような症状があるときは、新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)にご相談ください。

  • 発熱(37.5℃以上の発熱が4日以上続く)
  • のどの痛み
  • 咳が長引く(1週間前後)
  • 強い倦怠感(だるさ)
  • 息苦しさ(呼吸困難)
  • 肺炎

肺炎は軽症から重症、死亡例まで幅広く報告されていて、重症例では、肺炎、呼吸不全、腎不全などを起こします。
高齢者や他の持病がある方が重症化する傾向があります。

かぜの症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けている場合を含む)方や、強い倦怠感(だるさ)や息苦しさ(呼吸困難)がある方は「新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター」へお問い合わせください。

特に、高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方や免疫抑制剤や抗がん剤等を使用している方は、上の状態が2日程度続く場合は、
直接医療機関を受診せずに最寄りの保健所等に設置されている新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)にご相談下さい。

COVID-19の治療と予防

2020年3月1日