加えて、非アルコール性脂肪肝、高尿酸血症、腎臓病、睡眠時無呼吸症候群などといった病気になりやすい傾向にあります。
ほとんどの方が自覚症状がないのですが、放置するのは大変危険です。
適切な運動や食事療法を取り入れることで体重、血圧、血中脂質、血糖値の管理を行う事が重要となってまいります。
5〜10%の体重を減少させるだけでも、メタボリックシンドロームに伴う高血圧・脂質異常・高血糖が改善されたり、糖尿病の発症が防止できたりしますのでダイエットはとても有効です。
加えて、タバコは動脈硬化を進行させ、心臓や血管の病気をおこしやすくしますので禁煙もとても重要となります。
生活習慣改善のヒントとして、2型糖尿病にならないためにはどうしたら良いかを常に念頭に入れておくと良いでしょう。
一方で、状況に応じて必須な場合は、薬による治療を適切なタイミングで開始して危険因子を管理する事も必要です。
厚生労働省が提供しているウェブサイトにはメタボに関連する健康情報を供給していますのでそちらも参考にしてみてください。