放っておくと危険な膀胱炎
男性より女性に多く見られるな病気の膀胱炎ですが、放っておくと、高熱や激しい痛み、最悪の場合には、腎盂腎炎などの原因にもなりますので早めに対応をしてください。
膀胱炎の症状
膀胱炎の主な症状は
- 排尿痛
- 頻尿
- 残尿感
- 尿混濁
- 血尿
- 下腹部痛
などがあります。
排尿痛がある
膀胱炎になると排尿時や排尿後にツーンとしみるような痛みが出るようになります。
痛みの原因は、細菌感染により膀胱が炎症し、膀胱内が敏感になっているためです。
頻尿で残尿感がある
普段なら1日4~5回、多くても10回以内の方も、膀胱炎にかかると昼夜を問わず1日10回以上トイレに行きたくなります。
尿混濁(白濁尿)・血尿がでる
膀胱炎になると、尿の中で細菌が増殖し、白血球や炎症を起こした膀胱の粘膜がはがれたりして尿が白濁します。
また、細菌に膀胱粘膜が傷つけられて血尿が出ます。
その際の血の色は膀胱が空になる最後の方に濃く現れる排尿終末時血尿がほとんどです。
膀胱炎が軽い場合は自覚症状がないこともあります。
特にご高齢の方などは、違う症状で尿検査をしたら膀胱炎だった、ということもよくあります。
膀胱炎が悪化してくると、残尿感がひどくなり、10分間隔でトイレに行くことも。
あた、常に下腹部に違和感と痛みを感じることもあります。
さらに悪化してしまうと、排尿時に焼け付くような痛みがあったり、残尿感がますますひどくなり、トイレにこもらなけれければならなくなります。
最終的には、腎盂腎炎や腎臓への感染する場合もあるので、膀胱炎の疑いのある症状が出た場合は早めに内科、婦人科、泌尿器科のいずれかを受診することをお勧めいたします。