パニック障害は治療可能

パニック障害の治療イメージ

多方面からアプローチしていく!パニック障害は必ず治療できる

パニック障害は、あなたの心の弱さのみに基づいて起こるものではありません。
そのためパニック障害が起こったとしても、自分自身を責める必要は全くないのです。
そして、パニック障害は1つの病気であるため、適切な治療方法というものも存在しております。

パニック障害の治療方法があることを知っているだけで、パニック障害の症状が和らぐ場合すらあるのです。
あなたがパニック障害に陥った際に、自分自身を過度に責めないためにも、治療方法について適切な知識を手に入れておきましょう。

薬物治療

パニック障害の治療方法として代表的なものは薬物治療になります。
薬物治療においては、抗うつ剤抗不安薬を併用しながら、あなたが特定のシチュエーションに極度の不安や恐怖を感じることを和らげていきます。

薬物治療について注意すべきは、自己判断で服薬を止めないということです。
抗うつ剤抗不安薬は、服用することで確かに緊張、不安、恐怖といったものを感じにくくなります。
そのため、その時点においては確かにパニック障害が改善されたような実感が湧くのです。

しかしながら、それは瞬間的に薬が作用している効果に他なりません。
そのため自己判断で薬の服用をやめてしまうことは、いずれパニック障害を再発させることにつながります。
薬物治療は医師の指示に従って一定期間継続することで、パニック障害の再発を防ぐ効果があるのです。

自律神経をコントロール

パニック障害には自律神経の過剰な働きが関係しているといった考え方があります。
そのため、自律神経をある程度自分でコントロール出来るようになることで、パニック障害の症状を抑えることができるのです。

自律神経をコントロールする方法としては、以下のものが挙げられます。

自律神経をコントロールするには
  • ヨガ
  • 腹式呼吸
  • 座禅

こういった方法は、必ずしも万人に作用する治療方法ではありません。
しかしながら、自分自身をコントロールする術を学ぶものものあるため、パニック障害に大きな効果をもたらす場合があります。

シチュエーションに慣れる治療

パニック障害は精神的な状態と密接に関係している病気であるため、それぞれの患者が不安や恐怖を感じる具体的な場面に慣れていくといった治療法がとられる場合もあります。

例えば、人混みを極度に恐れる患者に対しては、医師が付き添いながら 人混みの中を歩いてみたり、地下鉄に乗ってみたりすることで、患者自身が極度に恐怖や不安を感じる必要はないのだと体を慣らしていくといった方法です。
こういった方法には根気が必要となりますが、時に大きな効果をもたらすことがあります。

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2020年3月1日