中途覚醒を改善するには
食事療法
中途覚醒には食事による改善法があります。
睡眠の質を高めるのに必要なセロトニンを分泌させるにはトリプトファンとセロトニン前駆体が必要となります。
アミノ酸の一種であるトリプトファンと腸内にあるセロトニンの前駆体が合成されるとい脳内にセロトニンが分泌されます。
セロトニンが分泌されると睡眠ホルモンであるメラトニンが分泌されるので質の良い睡眠が取れるようになります。
セロトニンに必要な3つの材料と食材
セロトニンを分泌するために必要なもの
- トリプトファン・・・豆乳、牛乳、バナナ、アーモンド
- ビタミンB6・・・マグロ、カツオ、レバー
- タンパク質・・・肉類、魚類、豆類
中途覚醒の改善にはこれらが多く含まれている食品を意識的に摂取するように心がけましょう。
自律神経を安定させる
自律神経が不安定だと中途覚醒が起きると言われていますので安定させることが重要です。
そのためには毎日適度な運動をすることが重要です。
程よい疲れは良い睡眠をもたらしてくれます。
老化による中途覚醒の場合は、運動をして疲れを感じると成長ホルモンの分泌を促すこともできるので継続して行うようにしてください。
また、食後のウォーキングや軽いストレッチは、より良い睡眠につながります。
自律神経を安定させるのに効果が高いのは入浴で心身ともにリラックスすることです。
アロマバスはリラックス効果がぐんと高まり、ストレス解消や疲労回復に大いに役立ちますので是非お試しください。
朝日を浴びる
セロトニンの分泌を促すためには朝日が重要となります。
体内時計が狂って中途覚醒が起きている場合もあるので、体内時計を改善するためにも毎朝日光を浴びるようにしてください。
その他には騒音・照明・換気・温度などの寝室の環境を見直したり、睡眠サプリを試すなど、軽度の場合は自力で改善できることはたくさんあります。