激しい動悸と重石を載せられたような胸の圧迫感
激しい動悸に胸の圧迫感が伴う
30代のころから、運動不足と外食中心の生活を続け、肥満体型になってしまった40代の男性のお話です。
まず現れたのは悪しき習慣によると思われる動悸がした。
駅まで歩いたり上り坂を歩いたりすると、途中で息が上がったり、心臓が「ドックンドックン」と動悸がしたそうです。
その後、緩やかな下り坂でも、運動をした後のような、激しい動悸に加え、胸に重石を載せられたようないい苦しさを覚え、翌晩も同様の動悸と胸の圧迫感に襲われたそうです。
動悸とともに胸の圧迫感が生じたら赤信号
動悸とともに胸の圧迫感が生じたら「狭心症」の可能性があります。
肥満や過度の飲酒が招く生活習慣病によって、血管が動脈硬化を起こし、血液が流れにくくなったり、血管が詰まったりして起こる発作です。
動悸に胸の圧迫感が伴うのはうつ病でもよく現れる症状でが、倒れる寸前までいく発作の場合は過呼吸やパニック発作の可能性もあります。
動悸が続いて、胸痛や全身の倦怠感をともなう場合は、他の病気も考えられるので医師にご相談ください。精神的な発作と診断される事が多いのですが、別の病院にてカテーテル検査をしたら狭心症と診断されたというケースもありますので積極的にセカンドオピニオンを受けるようにしてください。