逆流性食道炎の治療費と入院期間

治療費と入院期間

逆流性食道炎になってしまった場合、治療費や手術費、入院期間などが気になりませんでしょうか。
逆流性食道炎で病院に入院した場合にかかる治療費の平均金額と平均入院期間を表にまとめましたので、ひとつの目安になれば幸いです。

逆流性食道炎の特徴

内容 治療費/入院期間
平均入院日数 約12日
一日あたりの治療費 約3万5千円(3割負担の場合:約1万円)
平均治療費総額 約42万円(3割負担の場合:約12万円)
高額療養費制度適用の場合:8万円

逆流性食道炎の治療費の術後

逆流性食道炎は手術して終わりではなく、その後の経過を確認するための通院が必要となります。
手術を受けた大半の患者さんは、症状がなくなって薬がなくても普通に食べられるようになりますが、中には少量の薬を服用し続ける患者さんや全く改善につながらない患者さんもいます。

完治に至らない理由として、逆流性食道炎の手術は胃食道逆流が起こらない仕組みを作りながら、食道から胃への食物の通過には影響が出ないようにする絶妙な手術になるからです。

バランスがうまくいかないと、逆流する傾向が若干残ったり、逆にわずかに通りにくくて喉のつまりを感じたりすることがあります。

現在、逆流性食道炎は手術で9割完治すると言われております。

手術後の後遺症として、若干飲み込みにくいと感じる方もいますが、1ヶ月もすれば、その様な症状は解消されます。

逆流性食道炎、ランソプラゾールイメージ

ランソプラゾールの効能と副作用

2020年3月1日