膠原病の原因

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膠原病の原因について


膠原病が発病すると考えられる原因は明確になっておりませんが、体質と素因・環境条件・免疫異常などの要因があることが分かっています。

体質・素因

現時点では膠原病は遺伝的なもの認められておりませんが、膠原病の1つである全身性エリテマトーデスは、一卵性双生児の1人が発症した場合、もう1人が発症する確率は約25%と言われています。
太りやすい体質やお酒に強い体質等と同じように膠原病になりやすい体質というのがあるようです。

環境条件

膠原病の発病の原因には次のような環境条件があります。

  • 紫外線(日光)
  • 感染症(ウィルス・細菌・カビ)
  • 薬物乱用
  • 外傷
  • 外科的手術
  • 美容形成(シリコンなのを身体に入れた場合)
  • 妊娠
  • 出産
  • ストレス
  • 寒冷

なお、これらの環境条件は、すでに膠原病を発症している人の症状を悪化させる原因にもなります。

免疫異常

自己の免疫反応が自分の細胞に向けられて傷つけてしまう免疫異常が、自己免疫疾患をきたす原因になります。
膠原病患者の方は、自己の体を構成する成分に反応するリンパ球自己抗体が多く存在していて、それにより免疫異常が起きることで膠原病を発症するようです。

その他

上記以外にも、膠原病は女性に多く、特に妊娠可能な年齢に発病しやすいことが分かっていることから、女性ホルモンが免疫異常を高めている可能性があるとされています。

原因不明の病気と言われていた膠原病ですが、現在では少しずつ解明されるようになってきています。
夏の強い紫外線を長く浴び続けることや、風邪やウイルスなどの感染症が誘因となって発症することがわかっているので日常生活においても気をつけるようにしてください。

次のページで、膠原病の検査と治療について詳しく解説いたします。