メニエール病は早期発見と早期治療が重要

メニエール耳鳴りイメージ

メニエール病とは

メニエール病は初期段階で治療を行えば完治する病気ですが、判断するのが難しく、めまいや耳鳴りがしても見過ごしてしまう方が多いのが病気です。

放置して進行してしまうと完治が難しくなるので、早期発見と早期治療がとても重要になります。

メニエール病の症状

メニエール病の病態は常に同じとはかぎりません。
病気の経過は次にあげる第3期まで分けることができます。

初期の症状

メニエール病の初期では、閉塞感・低音性難聴・耳鳴りの症状があります。
これらの症状は出たりおさまったりしていますが、何度も症状を繰り返しているうちにめまいの発作を起こすようになります。

活動期の症状

活動期にはめまいなどの発作を繰り返すようになり、非常に重い症状が現れてきます。
活動期は大体2~3ヶ月で、長いと1年ほど続く場合があります。

その後は季節の変わり目など、数ヶ月に1度にめまい発作が起こるようになります。

慢性期の症状

慢性期では難聴や耳鳴りの症状があらわれます。

個人差はありますが、めまいの発作が起こらなくなっていても、激しい発作がトラウマになって外に出るのが困難になる方もいます。

メニエール病の特徴的な症状は激しい回転性のめまいで、突然ぐるぐる回るめまいがなんのきっかけも無しにおきて、30分から数時間の発作が続きます。

めまいに続いて様々な症状が起きるので、その症状をしっかり見極めて早めに病院を受診するようにしてください。

メニエールの頭痛イメージ

メニエール病の6つの症状

2020年3月1日