ウイルス性腸炎による発熱

発熱について

感染症なのでほとんど発熱の症状を伴います。
乳幼児が発熱で不機嫌になったりするようであればアセトアミノフェンが有効です。
解熱剤は吐き気がある時は座薬、下痢が続いているときは内服薬を選びましょう。

熱を生じさせる感染性の胃腸炎

ノロウイルス

  • 潜伏期間・・・24〜48時間ほど
  • 主な症状・・・嘔吐・下痢・腹痛
    37〜38℃の発熱がある場合もあります。
  • 感染の原因・・・食中毒の場合は生ガキなどの二枚貝を生で食べたり、感染者の汚物との接触などが感染の原因となります。
    ノロウイルスは特に嘔吐の症状が酷く、同時期に水様下痢が生じて一日中トイレにこもりっぱなしになることもあります。
    また感染力がと非常に強く、一般的なアルコール消毒は効果がありませんのでノロウイルス用のものをご使用ください。

カンピロバクター

  • 潜伏期間・・・2〜5日間
  • 主な症状・・・下痢・腹痛・嘔吐・全身倦怠感・40℃以上の発熱
    カンピロバクターは特に1日の便の量が多くなるので血便を伴う場合もあります。
  • 感染の原因・・・鶏肉や牛レバーなどを半生、または生で食べたりすると感染します。
    熱に弱いのでしっかり加熱処理をすれば予防できます。

腸炎ビブリオ

  • 潜伏期間・・・10〜20時間
  • 主な症状・・・腹痛・下痢・嘔吐・40℃近い発熱
    腸炎ビブリオは毒素が心臓の筋肉を破壊する心臓毒なので、他の感染性胃腸炎に比べ死亡例が多いです。
    一般的には2〜3日もすれば自然治癒するとされています。
  • 感染の原因・・・感染経路はサバ・アジ・イカなどの魚介類で、調理器具の汚染による二次感染もありえます。
    腸炎ビブリオは海水に強いが真水に弱いので、海でとれた魚はしっかり水道水で洗うことで予防できます。
    また、調理器具こまめに洗剤で洗うようにして二次感染を防ぐ事を心がけましょう。

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2020年3月1日