Step.4 検査
様々な角度から不調原因を徹底的に検査
その他に尿検査や血液検査なども行います。
尿検査では腎機能を、血液検査では女性に多い甲状腺疾患や膠原病、糖尿病、4種類の女性ホルモンの値を測定する検査などを行います。
さらに、体脂肪率や血圧なども測定します。
メンタルチェックも行って、 ストレスや心の状態も調べます。
さまざまな不調を安易に、プレ更年期と考えるのも危険です。
ほかの病気が陰に隠れていることも少なくない30代女性に起こりやすい病気を想定し、あらゆる角度から原因を探ることがプレ更年期の診断には重要です。
Step.5 治療
全ての検査結果を総合して不調をなくす対策を考える
検査結果は2週間後に郵送されます。
予約を取って対策について医師に相談に乗ってもらいましょう。
プレ更年期の不調対策としては、まず卵巣をいたわる生活が大事です。
ストレス、冷えに注意し、喫煙は卵巣機能をますます低下させるのでNGです。
規則正しい食生活と運動、睡眠など生活全般にも注意が必要です。
さらに、卵巣を元気にして女性ホルモンの低下を補う対策として、低用量ピルやエストロゲン剤が有効です。
低用量ピルはほとんどの人が安全に飲めて、世界中、何十億という女性が数十年使っている薬です。
ホルモンを数ヶ月補うことで卵巣はふっくらイキイキするため、卵巣機能低下によって起こっていた様々な不調が解消できます。
肌が綺麗になったという女性も多いので是非検討してみて下さい。