プレ更年期に現れる症状は多種多様です。
なかには他の病気が隠れていることもあるので、まず女性検診で総合的な検査をして不調の原因を探りましょう。
Step.1 電話
不調を電話で話、受診方法を相談&予約
原因かよくわからない不調が起こり、「もしかしてプレ更年期?」と思ったら、 まず電話で相談しましょう。
「生理の間隔が短くなった、疲れやすい、関節痛、肩こり、むくみ」などの症状を話すと、受診内容をアドバイスしてもらえます。
まず、女性検診を受けて原因を探り、その結果をもとに医師と相談してみてましょう。
Step.2 受診
プレ更年期を疑う人のための女性検診
問診票に、症状や病気の有無、生活習慣、家族構成などについて記入します。その後まずは、レントゲン室で骨密度を測定します。
骨粗しょう症は激しいダイエットをした人や閉経後に起こりやすい病気だが、プレ更年期症状を訴える人の中にも骨量低下が見つかるケースもあります。
プレ更年期で女性ホルモンの低下が続くと、骨量が減り、骨粗しょう症になる人もいるそうです。
両手を台の上に乗せ、上からX線(レントゲン)写真を撮ります。
写真に写った両手の骨の濃さで骨密度を測定します。
30代以上の女性検診メニューにはマンモグラフィ(乳房レントゲン)検査が含まれている場合もあり、乳がんの早期発見にもなります。
Step.3 産婦人科
問診法をもとに先生と相談後、内診室で子宮&卵巣をチェック
婦人科診察室では、お医者さんが問診票をみて症状について丁寧に聞いてくれます。
卵巣機能が低下してホルモンが常に分必されないと、脳が焦って早く排卵する指令を出してしまいますので生理の間隔が短くなります。
つまり、生理の間隔が短いのは、生理開始から排卵までの期間が短いからで、大事な女性ホルモンが減少している証拠なんです。
原因を調べるために超音波で卵巣と子宮を確認します。
卵巣の中に卵胞(卵が詰まった袋)がみえれば異常はないが、卵胞がみえない、卵巣のう腫がある、卵胞の発育が悪いなどがあると、女性ホルモンのバランスが悪い可能性があります。