3つに分類される子宮筋腫とは

子宮筋腫について

子宮筋腫は40歳以上の女性の4人に1人の割合で発症すると言われていますが、最近では20代の女性でも発症する人が増えてきています。
子宮筋腫は良性腫瘍なので命に別状はありませんが、腰痛など様々な症状を引き起こすします。
命に別状はないものの、相当つらい痛みがあるために手術を選択する方も多いです。

ここでは子宮筋腫の種類や症状、痛みの改善、手術の内容や治療費、予防方法について詳しくお伝えいたします。

子宮筋腫とは

子宮筋腫とは子宮の筋肉にできる良性の腫瘍のことをいいます。
子宮筋腫は発生する場所によって次の3つに分けられます。

  1. 筋層内筋腫・・・筋肉の内部にできます
  2. 粘膜下筋腫・・・子宮の内側の粘膜の下にできます
  3. 漿膜(しょうまく)下筋腫・・・筋肉の表面を覆う漿膜の下にできます

筋層内筋腫は、腫瘍が小さい時はあまり症状がないのですが、大きくなると過多月経・不正出血・流産や早産の原因となります。

粘膜下筋腫は、腫瘍が小さい時でも過多月経不正出血などの症状が起こりやすいのが特徴です。

漿膜下筋腫は、腫瘍が大きくなっても上記2つの子宮筋腫のような症状出ませんが、茎の部分がねじれて強い痛みを起こしたり、下腹部を圧迫して頻尿便秘といったことにもつながります。

子宮筋腫の9つの症状

2020年3月1日