視野障害の治療と対処法

眼科での治療法

眼科で視野検査を行った際に視野狭窄や暗点など視野に異常が見つかった場合は、視野障害の原因となる病気の治療を行わなければなりません。

緑内障が視野障害の原因の場合には、眼圧を下げる点眼薬を使用したりして緑内障の治療を行います。
しかし、緑内障の治療をしても視野障害の進行を止めるだけで一旦失われた視野を元に戻す事はできません。

また、視野検査の結果、同名半盲(両眼の同じ側が見えなくなる症候)や、両耳側半盲(視野の外側が見えなくなる症候)があらわれた場合には、脳の病気が原因となっている可能性が高いので、至急脳神経外科を受診してください。

このように視野異常の原因は様々なので、まず原因となっている病気を特定して治療することが視野の治療につながります。

日頃できる対処法

視野の異常に早く気付くことができるように日常でできる対処法をご紹介します。

視野を確認する

視野の異常は両目で見ていると気付きにくいので、たまに片目ずつそれぞれの視野の確認をしましょう。

方法は、まず右目を閉じた状態で右手の人差し指を左目の前で固定します。
次に、真っ直ぐ前を見て視線を固定したまま指だけを動かしてどの辺りまで見えるかを確かめます。
最後に反対の目も同じ手順を繰り返して、左右で見える範囲に違いがないかなどを確認します。

眼圧を確認する

目を閉じた状態でまぶたの上から目を圧迫しないように注意して眼球を触ります。
はじめはどのぐらい硬いのが正常なのかはわかりにくいですが、繰り返しているうちに、眼圧が上がるといつもより硬くなったと気づくことができるようになります。

眼科を受診する

上記2つの方法では、失明の原因である緑内障の早期発見のための簡単なセルフチェックとして有効ですが、眼科で目の検診を受けることが確実です。
緑内障40才を過ぎるとなりやすいので、目に異常を感じていなくても年に1度は緑内障等がないか定期的に眼科の検診を受けるようにしましょう。

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2020年3月1日