レビー小体型認知症とアルツハイマー病の違いとは

レビー小体病

認知症の4つに分類

認知症のきっかけ疾患はだいたい4つで、変性性認知症に分類されるアルツハイマー病(Alzheimer’sdisease=AD)、レビー小体型認知症(DementiawithLewyBodies=DLB)、前頭側頭型認知症(Fronto-Temporaldementia)、脳血管障害による血管性認知症(Vasculardementia)があります。

変性性認知症の発症頻度はアルツハイマー病が最も高く、次いで高いのがレビー小体型認知症になります。

レビー小体型認知症のケースは、正しい診断は疫学により変わるが、レビー小体型認知症の割合は10〜20%といわれ、患者数は国内約60万人と推定されています。

レビー小体型認知症とアルツハイマー病の比較

レビー小体型認知症は、αシヌクレインといわれる蛋白質を主成分とするレビー小体によって、脳の神経細胞や全身の交感神経障害が進行していく疾患です。

レビー小体型認知症の特徴的な脳の変化としては、前頭葉、頭頂葉に散在性の萎縮がみられ、側頭葉内側の萎縮はアルツハイマー病と比較すると軽度で、後頭葉では、萎縮は際立たないが視覚野に血流・代謝の低下がみられます。

レビー小体型認知症はアルツハイマー病に比し記憶障害は軽く、認知症=物忘れという先入観にとらわれると早期発見・診断が遅れるともいわれている。

症状の特徴としては、CDLB(ConsortiumonDementiawithLewyBodies)ガイドラインの中核症状としてあげられている認知機能の動揺や幻視、パーキンソニズムの3点があり、加えて示唆的特徴や支持的特徴をとしてのレム睡眠行動障害や向精神薬に対する感受性、転倒・失神、うつ症状などの症状があります。

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