高齢者のレビー小体型認知症の生活上での困難とは

レビー小体型認知症の高齢者のイメージ

高齢者レビー小体型認知症が語る困難な体験

会話力の低下

流暢に話せなくなる苛立ちや不安
  • 会話が突然止まってしまった体験から話すことに不安を感じる。
  • 会話がしにくくなることで伝わりにくくなることに苛立つ。
  • 言葉を忘れそうで口もうまく動かず話しにくい。
会話すること自体のためらい
  • 周りの人が話している内容を理解できず会話に参加できない。
  • 初めて会話する人に対して、何を聞かれるのか、どう話そうかと特に緊張する。

パーキンソニズムによる転倒

身体が動かしにくい
  • 体が硬く、動き始めが特に動かしづらい。
  • 就寝中にトイレに行くのに時間がかかる。
  • 治療薬の副作用で動きづらい。
姿勢を保つことや歩行が難しい
  • 歩行時にすり足やうつむいた姿勢になる。
  • 座っている状態でも不安定で辛い。
体調コントロールが上手くいかない
  • めまいや体調がずっと悪い。
  • 何をするのも億劫になる。
急に転倒するので防げず恐い
  • あっという間に転倒してしまうので防ぎようがない。
  • なぜころんだのかが分からないので歩くのが怖い。

日常に入り込む幻視

幻視による会話への影響
  • あたかも今目の前にあるような具体的な幻視や幻聴が突然現れ会話が中断してしまう。
  • 幻視により話しが飛び飛びで会話がかみ合わずに曖昧で終わる。
日々の支えとなる幻視
  • 自分の生活空間に訪ねてくる幻視の子供に違和感なくあたり前のように過ごしている。
  • 幻視の子供に愛情が湧き生活の一部となる。
  • 寂しい時にそばにいていくれる幻視が支えとなる。
  • ちびちゃん・両親(幻視)に会うことで「元気を出していこう」という力が湧く。
冷静さを奪う幻視
  • 幻視の子供の世話がうまくいかず負担になる。
  • 幻視の子供の世話が出来ないことで自分自身への気色悪さや無力感が残る。
  • 幻視の女性に主人を取られるのではないかという不安を抱えながら日々を過ごす。
  • 被害妄想に支配されて不快な思いで日々を過ごす。
幻視をつじつまが合うように考えることで受け入れる
  • 幻視の行動に疑問を持ちながらも色々考える。
  • 幻視は放っておいたほうが楽、悩むのがバカバカしいと考えることで楽になる。
  • 目は大丈夫と医者から聞き安心感を得る。
  • 幻視が見えることに対して周囲からおかしいと言うから違う、どうでも良いと半分あきらめ、半分受け入れようとする。
  • 自分の気掛かり(幻視)を否定しないで聞き何であるかを教えてもらうと楽になる。
幻視を自覚することで疑問を解消
  • 治療がきっかけで幻視についておかしいと考えるようになる。
  • 幻視をよく見て考える余裕があるとおかしいと気づき幻覚だったと納得する。
  • 幻視だとわかると気分が変わり夫の顔が見られるようになった。
  • 幻視の症状について周期的ではなくたまに出現すると自覚がある。
  • 幻覚だと分かると気持ちがすっきりして若い頃のわだかまりまでもなくなった。
レビー小体型認知症の生活上の困難

レビー小体型認知症の困難(続き)

2020年5月20日