更年期の症状を左右する3つの要因

更年期対処法イメージ

更年期の症状

更年期症状の大きな特徴は、からだには病的異常がない、人により、また、日によって症状の出方に強さや違いがあることです。

更年期にあらわれる症状は、自律神経失調症状が主体ですが、幾つかの症状が重なったり、日によって症状や強さが変わる他、人によって、更年期の症状や出方に違いがあるのが大きな特徴でしょう。

更年期症状の程度を左右する要因は3つ

人によって症状や出方に差があるのは、更年期症状が更年期に差し掛かるとあらわれる身体的要因と、心理的要因や環境的要因などもからみ合って出てくるためです。
これら3つの要因は当然個人差が大きいものです。

身体的要因

エストロゲンの減少は、更年期になればだれにでも起こることですが、その起こり方は人によって違います。
ホルモンの変調に対するからだの適応能力にも個人差があります。
これが更年期症状のあらわれ方の差になっているといえるでしょう。
日頃から自律神経のバランスを崩しやすい人は、更年期症状が出やすいというのはある程度言えるかもしれません。

心理的要因

その人の気質との関係が考えられます。
同じ症状でも、申告に悩んでしまう人と、まあこんなものかと受け流してしまえる人では違ってきます。
神経質で、ちょっとした症状にも過剰に反応してしまう、ストレスを受けやすいタイプの人では、書状を悪化させてしまうことがあります。

環境的要因

更年期には女性をとりまく環境に幾つもの変化が起こる時期です。
子供の親離れ、夫婦関係の微妙な変化、親の介護の問題などいくつか重なって起こってきます。
1つ2つなら乗り越えられても、いくつか重なってくると、体調に影響を及ぼしてくると考えられています。

頑張り過ぎないことが大事

頑張り屋の人ほど自分でのり切ろうと無理をしがちですが、更年期の症状がひどい場合は、日常生活にも支障をきたしたり、家庭関係や仕事にもひずみをもたらすことがないとはいえません。
つらいときには、周囲の人に理解を求めたり、治療が必要と感じたら、ためらわずに信頼できる医師や医療機関を訪れることが大切です。
以下、更年期に多い症状について対処法を載せていきます。
ご自分に合ったものを選んで是非役立ててください。

月経不順・閉経イメージ

更年期障害による月経不順・閉経

2020年3月1日