変形性膝関節症の診断と治療

変形性膝関節症の診断と治療イメージ

変形性膝関節症の診断

変形性膝関節症は通常X線撮影で診断します。
しかし、軟骨部分はレントゲンに写らないので、骨同士のすきまの開き具合や骨の形を観察します。
関節リウマチなどのほかの病気が疑われる場合には、血液検査や関節液検査を行うこともあります。

また、関節軟骨や、滑膜(かつまく)、靭帯、半月板などの状態を把握するためにMRI撮影による検査を行う 場合もあります。

変形性膝関節症は軟骨が壊れ、痛みがでる病気です。
軟骨は一度壊れてしまうとほとんど元に戻ることはありませんので、早期発見に心がけてて対処することが重要となります。
膝の痛みは放っておかないで、お医者さん任せにしないで一緒に治療していく気持ちが大切です。

まずは自分で生活習慣の改善を含めた運動による理学療法と、早期にお医者さんを受診して、必要に応じて薬物治療などをしてもらい保存療法を行います。
病気が進行すると、手術による手術療法を要することもあります。

変形性膝関節症の治療

保存療法 生活習慣の改善 減量や膝の負担を減らす
運動療法 膝を守る・膝周囲の筋肉を強化する
薬物療法 薬で痛みや炎症を抑える
装具療法 足底装具・膝サポーターを用いる
物理療法 膝を温めたる・冷やす
外科手術 関節鏡視下手術
高位脛骨骨切り術
人工膝関節置換術

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2020年3月1日