レビー小体型認知症の方との接し方

レビー小体型認知症の看護

レビー小体型認知症の看護のポイント

レビー小体型認知症に焦点をあててみると、レビー小体型認知症の当事者の報告ではなく、診療者側・看護従事者側からの報告であるものの、レビー小体型認知症患者の特徴として動揺はあるものの認知作用はわりと保たれている事が多々あるため、患者の自尊心を傷つけないようなかかわりが重要であるとし、幻視・妄想を伴うため、幻視が見えるおそれと辛さを理解して否定せずに受容的に関わる事がポイントと言われています。

認知症の原因疾患による症状の異なる点が認知症の人に異なった影響を与えている事は明らかであるが、レビー小体型認知症の当人の言葉ではないためにレビー小体型認知症による悩みがアルツハイマー病や他の認知症とどのように異なるか、どのような対応がもっとも適切であるかについては明確いまだ明確ではありません。

アルツハイマー病とレビー小体型認知型は別物という認識を

初期のレビー小体型認知症の高齢者は記憶障害が目立たないので、自らの変化を記憶してある程度理解している可能性が高いです。
また、自らの体験を語る事が可能なというなのでレビー小体型認知症の高齢者が体験している病や症状、悩み、応対などを明らかにする事が重要となります。

これらを明確にするためにはアルツハイマー病とレビー小体型認知症の高齢者に対しては異なる苦しみに対する適切なケアを構築する事が大切と言えます。

レビー小体型認知症の高齢者のイメージ

高齢者のレビー小体型認知症の生活上での困難とは

2020年5月19日