テストステロンを増やす3つのポイント

テストステロンの増やし方イメージ

テストステロンを増やすには

テストステロンの分泌量は、生まれつき決まっているものではなく生活習慣環境によって大きく変わることがわかっています。
ですので、日々の生活を工夫することによって、テストステロンの分泌が低下するのを予防したり、分泌量を増やすこともできるのです。

テストステロンは男性の活力の源と言われ、足りていないテストステロンを補充すれば、心臓・脳・筋肉・骨・血管などの機能や運動能力が向上するので生活の質も高まります。

また、脳梗塞心筋梗塞などの血管系の病気だけでなく、認知症予防にも繋がりますので、中〜長期的な予防効果の期待もできます。

男性ホルモンの分泌量は、20歳頃をピークに加齢とともに減少して、50歳頃にはピーク時の約2分の1にまで減少してしまいます。

特にテストステロンは加齢やストレスとともに低下し続けるので、症状が長期間続くことがあります。
40代後半になったらホルモンバランスの検査をすることをおすすめいたします。

3つのポイント

テストステロンの分泌量を増やすためには3つのポイントがあります。

睡眠に気をつける

まず一つ目は十分で良質な睡眠を確保することです。
睡眠をとることで疲労回復やストレス解消につながるのでテストステロンの分泌が促進されます。

食事に気をつける

次に、適切な食事を摂ることです。
テストステロンの産生を増やす食べ物として玉ねぎ・にんにく・牡蠣が良いとされています。
また、必須アミノ酸を多く含む、肉類・卵・乳製品などの良質なタンパク質も効果的です。
脂質の摂り過ぎはよくありませんが、オリーブオイル・アボカド・チーズなど一価不飽和脂肪酸や飽和脂肪酸を適度に摂取しましょう。

運動をする

最後のポイントは運動です。
運動で筋肉に刺激を与えると、血液中のテストステロンの数値が高くなることがわかっています。
ウォーキングストレッチなどの軽度な運動をすることがポイントで、継続的に行うことにより生活習慣病の予防にもなります。

以上の3点を心掛けてテストステロンの低下を防ぎ、分泌量を高めて症状を改善しましょう。

テストステロンを増やすことは、記憶力や判断力の低下を予防するだけでなく、筋力が増えることで内臓脂肪が減るので心身ともにアンチエイジングできるということになります。

積極性競争心も高まるので、プライベートだけでなく仕事においても活躍の場が増えるでしょう。

テストステロン補充療法

男性更年期障害に有効なホルモン療法について

2020年3月1日