ストレスがもたらす脳異常と不眠

ストレスによる不眠イメージ

ストレスがもたらす「脳の異常」を治して不眠解消

ストレスの多い生活をしていると脳に異常が!?
あなたの不眠も脳が原因かもしれません。

扁桃体が過敏になって不眠になる

最近、不眠の原因の一つとして注目されているのが脳にある扁桃体の異常です。
不眠の人の中には、扁桃体が敏感で脳の交感神経が過活動になっている場合があると考えられるそうです。

扁桃体は脳の中にある神経細胞の集まりです。
嫌悪感や恐怖感などの刺激に反応します。

怖いものに会った時などに危険を感知して交感神経の活動を高め、全身に危険を回避するように指令を出す働きがあります。

扁桃体が過敏な人は、些細な刺激にも反応して交感神経が活発になり、その結果眠れない状態になってしまうのです。
なぜ扁桃体が過敏になるのかはまだ解明されていませんが、主な原因は体質やストレスと考えれてます。
ストレスにさらされ続ける状態を放置すると、扁桃体が暴走してパニック障害などの病気に繋がる恐れもあります。

体をリラックスさせて交感神経の興奮を鎮める

扁桃体が敏感でストレスを取り除くのが難しい場合は、体をリラックスさせ、心もリラックスさせることが効果的です。

筋肉がリラックスしたという信号を繰り返し脳に送ることで、交感神経の興奮を抑え、快眠につなげるのです。
そのために役立つのが筋弛緩法です。
ストレスが多いという人は試してみましょう。

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2020年3月1日