不眠の原因とストレス

不眠の原因についてイメージ

あなたは大丈夫?悪い生活習慣やストレスが不眠を招きます。

生活習慣の乱れが眠りのリズムを狂わせる

私達の体内には体内時計があり、約25時間のリズムを持っています。

しかし、実際には朝の光を浴びることで体はリセットされ、再び体内時計が時を刻み始め、25時間周期を24時間周期に修正しながら日中の活動に向かいます。
これを「概日リズム」といいます。

ところが夜遅くまでインターネットに熱中したり出歩いたりするとなど、本来寝ている時間に活動を続けると、このリセットがうまういかずに眠りのリズムが乱れて今います。
これを「概日リズム睡眠障害」といいますが、生活習慣を改めることで改善が期待されます。

その方法の一つは、運動不足による代謝の低下を入浴で補い、深い眠りを得るというものです。

快眠のための生活習慣

規則正しい生活週間は快眠の基本です。
あなたの生活はどうでしょう?

毎朝、規則正しく起きて朝の光を浴びる
平日、休日共に毎朝、同じ時刻に起きることが規則正しい生活の第一歩。また、目覚めてすぐに朝にひかりを感じると体がリセットされる。
朝食を食べる
朝食を食べることで脳を目覚めさせれば、日中活き活きと活動できる。
日中は活動的に。自然光を受ける
日中は仕事や趣味で活動的に過ごす。太陽の光を請けることも大切。
昼寝は15分程度にする
日中に疲れたら昼寝も良い。15分程度の昼寝は夜の快眠に繋がる。
適度な運動を行う
軽く汗ばむ程度の運動を継続的に行うと、心地よい眠りに繋がる。時間帯は夕方がベスト。激しい運動あh心身を刺激するので逆効果。
入浴は眠る1〜2時間前に
体と心をにラクスさせる入浴。眠る1〜2時間前にゆったり入浴して、少し体温を上げると、深い眠りに繋がる。
寝る前は刺激物やアルコール、タバコを避ける
コーヒーのカフェインやお酒は眠りを妨げる場合があるので、寝る前は控えたほうが良い。
毎日濃く正しく眠りにつく
夜更かしを酒、毎日同じ時刻に眠る。眠りやすい環境(枕や布団、室温など)を整えることも大切。

ストレスで眠れないのは異常かもしれない

現代人の多くは仕事、家事、人間関係などでストレスを抱えており、それが原因で眠れなくあるのは誰もが経験していることでしょう。
ストレスによる不眠を「精神生理性不眠」といい、一過性のものと持続性のものがあります。

一過性のものは心配事があったり旅先で眠る環境が変わるために起こりますが、数日〜数週間で治まります。

一方、ストレスによる不安や緊張の状態が長く続くと、真面目で神経質な人と土持続性の不眠に陥りやすくなります。

またストレスが原因で脳内部の好悪を判断する扁桃体が過敏になり、交感神経が活性化して不眠に繋がる場合もあることがわかっています。

不眠症体温イメージ

体温コントロールと睡眠について

2020年3月1日