不正出血の検査診断

崖的手法とホルモンバランスを正すものがある!不正出血に対して行われる治療

不正出血はさまざまな原因によって起こるものであるため、すべての不正出血に共通する治療法というものは存在しません。
つまり、不正出血が起きた原因を特定しそれに応じた治療法をとっていく形になるのです。

しかし、不正出血は大きく2つに分けることができます。
1つは器質性出血であり、もう一つは機能性出血です。
どちらも原因に応じた対策をとっていくという点は変わりありませんが、共通する部分もあるため分けて理解しておくと便利でしょう。

腫瘍については外科的手法が主に用いられる

器質性出血とは、腫瘍などの病気によって不正出血が起きている状態を指します。
そのため、器質性出血の治療としては、それぞれの病気に対応した治療方法をとることが求められます。
器質性出血の原因として特に多いのは腫瘍です。

そして腫瘍には良性のものと悪性のものが存在します。
良性のものの代表としてはポリープが挙げられます。
そして悪性のものの代表としては癌があげられます。
良性の腫瘍については、手術などの外科的手法で取り除き、完治させることができます。

しかしながら、不正出血を長い間放置しておき、腫瘍があまりに大きくなってしまうと手術の際に体にかかる負担が大きくなるため危険です。
一方で癌については、必ずしも確実に治療することができる方法が存在しないため、医師の指導のもと様々な方法を組み合わせて治療を進めていくことになります。

抗がん剤の服用や、手術によって癌を除去する治療が子宮がんの状態に応じて選択されていきます。
子宮がんについては早期発見が非常に大切となります。
早期に治療を始めることで、癌の転移を防ぐことができるためです。
このような意味で不正出血は子宮がん発見のチャンスにもなっているのです。
出血量が微量だからといって放置せず、不正出血が起きた時点で医師に相談しましょう。

女性ホルモンのバランスを正す治療

機能性出血は体内の女性ホルモンの乱れによって起こります。
そのため、機能性出血は思春期および更年期、妊娠中および出産直後に起こりやすくなっています。
機能性出血は器質性出血と異なり、明確な病気が存在しないものです。
そのため、治療は経過を観察しながら、必要に応じて女性ホルモンのバランスを整える薬物療法が用いられることが多くなっています。

特に出産直後に起こる不正出血については、育児をしていく中で女性ホルモンのバランスが整えられ、自然と収まる場合も少なくありません。
ただし不正出血があっただけでそれが機能性出血なのか器質性出血なのかを判断することはできません。

そのため、不正出血があった場合は、一同は専門医の診断を受ける必要があります。
更年期における不正出血であっても、それはそれが女性ホルモンのバランスの乱れによるものではなく、子宮がんによるものである場合があるためです。

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次のページで、不正出血の予防改善について詳しく解説いたします。