ウイルス性腸炎と下痢

下痢について

ウイルス性の腸炎の場合、嘔吐するようになってから下痢が始まることが多いと言われています。
なぜ嘔吐や下痢になるかというと、身体から病原体を排出しようとする一種の防衛反応が働くからです。
下痢止めを飲む方が多いと思いますが、治療期間はほとんど変わらないといわれています。
それどころか、腸管内に病原体をとどめてしまうという欠点がありますので、なるべく強い下痢止めは避けてください。
実は下痢は止めない方が回復が早いので、脱水にならない様に水分補給を心がけて、無理に下痢を止めようにしてください。
下痢になっていても水分の吸収はできますので、重症の脱水症でなければ経口輸液製剤ソリタT3顆粒)などが処方される場合もあります。
下痢の回数と病気の重症度は実は全く無関係で、ウイルス性腸炎の場合は、一般的に3~4日程度で下痢の症状は落ち着きますが、1週間症状が続く場合もあります。

下痢の治療

下痢の治療は食事療法が基本です。

  • 野菜スープ
  • おもゆ
  • リンゴジュース
  • おかゆ
  • うどん
  • ヨーグルト
  • 豆腐

上記のような消化の良いものを摂取することを心がけましょう。
食事の回数は1日5~6回に分けて1回あたりの食事量をおさえるようにしてください。
食材は細かく切って、よく煮込んでやわらかくし、胃や腸に負担をかけないようにしましょう。

下痢ときに避けたほうが良いもの

  • 脂肪の多い食事
  • 菓子類
  • 繊維が多い野菜
  • きのこ
  • こんにゃく
  • 海藻

これらは下痢を起こしやすいので避けてください。
また腸管壁に刺激を与える香辛料やニンニク・ニラなどの刺激の強い野菜も避けてるようにしましょう。
アルコール類も脱水を引き起こすので我慢してください。

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2020年3月1日