卵巣嚢腫の検査診断

MRIと経腟超音波検査がおすすめ!卵巣嚢腫を早期に発見できる検査診断

卵巣嚢腫は初期の段階で無症状であることが多く、また原因もあなたの生活習慣でコントロールできるものばかりではありません。
それでいて、腫瘍が肥大化することで激痛により緊急手術が必要となる恐れがあります。

このように卵巣嚢腫は良性の腫瘍でありながらも、状態が悪化することで体に大きな負担をかけるものなのです。
そのため、卵巣嚢腫は早期で発見して、治療を行う必要があります。

無症状の病気を早期に発見することは決して容易ではありませんが、卵巣嚢腫については定期的な検診を用いることで高い確率で発見することができます。

内診は発見率が高くない

婦人科で行われる検診には内診というものがあります。
内診とは医師が指を利用して膣の中の状態を確認するものです。
この内診で卵巣の腫れを感知することができた場合にも卵巣嚢腫を発見することができます。

しかし内診による蝕知は確実性が低いため、卵巣嚢腫の発見手段としては必ずしも適切ではありません。
また卵巣嚢腫を検知するためだけに内診が行われることは少なく、内診による発見はあくまで他の症状についての検診の副次的な効果となります。

このように内診だけを頼りに卵巣嚢腫を発見しようとすることはお勧めできません。

経腟超音波検査

卵巣嚢腫の発見手段として最も適切なのは経腟超音波検査です。
こちらは文字通り超音波による検査であるため、体への負担が非常に小さいところに特徴があります。
また3cmを超える程度の卵巣嚢腫であれば、高確率で発見することができます。

卵巣嚢腫は大きさが5cmを超えてくると、茎捻転という激痛を伴う症状の恐れが高くなってきます。
しかし経腟超音波検査であれば5cmに満たない卵巣嚢腫もしっかりと発見することができます。
また経腟超音波検査は90%以上の確率で、卵巣にできた腫瘍が良性か悪性かも診断が可能となります。

卵巣嚢腫も卵巣がんも同じ腫瘍であり、良性か悪性かが異なるものなので、腫瘍の内容を判断できる経腟超音波検査は非常にお勧めとなっています。

MRIでも発見可能

また大掛かりな検診となりますがMRIも卵巣嚢腫の発見に大きな効果を発揮します。
卵巣は骨盤の中に存在する臓器であるため、CTでは発見しにくく、MRIが適切です。

特に造影剤を併用したMRIであればさらに発見率と良性および悪性の判断能力が向上します。
またMRIは、卵巣嚢腫の治療の直前にも確認として使われることも多くなっています。

MRIにある唯一のデメリットは検査が大掛かりになってしまうという点です。
その分コストもかさみます。

次のページで、卵巣嚢腫の予防改善について詳しく解説いたします。