脳に負荷を与えて認知症を寄せ付けない
自宅でできるしりとり足踏み
記憶を司る海馬に適度な刺激を与えるがポイントです。
これには運動しながら脳を使うのがコツで、2つのことを同時に行うことで、認知症の予防効果が上がります。
ゲーム、しりとり、計算で頭の中も汗をかきます。
運動はややキツめと感じる強度で行うと効果が高まります。
そして運動をしながら簡単なゲームや計算、しりとりなどの言葉遊びをすること。
一人なら、100から7を引いていくなどの計算をして口でブツブツととなえると良いでしょう。
あまり考えずにできるものでは脳への刺激になりません。
軽く負荷を感じるくらいがポイントです。
脳の萎縮をくい止める
運動しながら思考回路を巡らせることで、神経細胞を活性化して、脳の萎縮が抑えられます。
有酸素運動だけでも、脳の海馬の容量が増えたことが確認されています。
有酸素運動と同時に学習行為などで脳神経に刺激を与えると、「脳由来神経栄養因子(BDNF)」というタンパク質が多く発現します。
これにより、脳の記憶機能が格段に鍛えられることが明らかになっています。
しりとり足踏みのやり方
・ももを高く上げ、手を大きく振り、その場で足踏みをする。
・足踏みをしながら、しりとりをする(1人、複数でも可)
・1回あたり10分、1日に3回行う
・しりとり足踏みを10分間行った後の脈拍が、目標心拍数に達するように行うのが理想的
高齢者の目標心拍数の出し方
- 1分間の安静時心拍数Aを測定する
- 最大心拍数Bを割り出す・・・207 -(年齢 ✕ 0.7)= B
- 予備心拍数Cを割り出す・・・B - A = C
- 目標心拍数を割り出す・・・A +(0.6 ✕ C)