軽度認知障害(MCI)と認知症予防のQ&A
Q1. 日常生活で注意すべきポイントは?
A1. 定期的な軽い運動を欠かさず、睡眠はきちんととりましょう。
過度な飲酒や喫煙は控え、牛乳やヨーグルトなどの乳製品をとるのもおすすめです。
歯ごたえのあるものを噛むと脳に刺激が与えられます。
Q2. 受診するタイミングは?
A2. 最近もの忘れが多いかもと思っても、「年のせい」「疲れているから」などと片付けてしまいがちです。
軽度認知障害(MCI)になったときは、早く気づけるかどうかが大切です。
以前とは違うというような異変を少しでも感じたら、もの忘れ外来などを受診して、認知症の診断テストを受けましょう。
Q3. 軽度認知障害(MCI)と診断されたら?
A3. 医師のアドバイスをよく聞いて、一日も早く軽度認知障害(MCI)克服のための取り組みを始めましょう。
病院に併設された予防教室や、自治体が実施している教室もあります。
Q.4 進行を防ぐために、自宅でできることはありますか?
A4. 記憶のトレーニングのために数日前の日記をつけたり、旅行の計画を立てたり、料理や家事を同時進行で行ったりするのも良いでしょう。
約束ごとや気になったことはメモをとり、身近な人や家族に伝えておくことでトラブルを防ぐことができます。
Q5. 家族に徴候が見られたら?
A5. まずは専門家医による診察が必要であることを伝えましょう。
また、何かを忘れたり、間違えたりした場合は叱りつけたりせず、フォローしてあげましょう。
進行を止めるには有酸素運動が効果的。
有酸素運動で海馬が大きくなったという研究もあります。