下腹部の不調の原因

お腹が張って調子が悪い事はよくあることです。
ただ、女性の場合は特有の病気の疑いもあるので、下腹部が張っていたり、痛みが続くようでしたら気をつけてください。
お腹の臓器の場所はある程度きまっているので、原因や考えられる病気の可能性を推測することが出来ます。

痛む場所が右側と左側で原因が違う

左下腹部が痛む場合

  • 腸炎
  • 食中毒
  • 潰瘍性大腸炎
  • 過敏性腸症候群
  • 大腸憩室症
  • 大腸がん

の可能性があります。
右側下腹部が痛む場合

  • 虫垂炎(盲腸)
  • 卵管炎(女性特有)

お腹の張りの原因

・腸の運動機能の低下により便秘が原因でお腹が張る
・腸の運動機能の低下、またはストレスにより腹腔内にガスがたまる
・緊張したり心配事、悩み事があったりすると、ストレスでお腹が痛くなる
・暴飲暴食により胃や腸に負担がかかり消化不良からお腹が張る

ガスがたまる理由

食べる時に空気を一緒に飲み込んでガスが溜まる(呑気症(どんきしょう) )
腸内に溜まった便がガスを発生させ溜まる(便秘

お米、パン、芋類などの糖分やでんぷん質を含む物を過剰摂取してガスが溜まる
炭酸飲料などガスが含まれている飲み物を摂取してガスが溜まる
暴飲暴食により胃腸の働きが低下し、腸内ガスの排泄が悪くなり溜まる
血の巡りが悪くなりガスが溜まる(血流障害・炎症

胃腸の働きが悪くなり腸内ガスの排泄低下(緊張・ストレス
次に、下腹部の痛みの原因と推測される病気について解説いたします。

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2020年3月1日