尿路結石を再発させないために

尿路結石は5年以内に50~60%の人が再発する

一度治療が終了しても油断は禁物

尿路結石が見つかり排出できたとしても、実はそれで終わりではありません。
尿路結石は一度かかった人の半数以上に再発がみられることがわかっています。

また、石ができる原因には生活習慣の影響もあるため、いったん治療を終えても、生活を改めないでいると、また同じ事態を引き起こしてしまうのです。

再発を避けるためには定期検診が欠かせない

以下のような60代の男性の例があります

20代と40代のときに尿路結石の再発を繰り返したため、その後4年ほどは定期的にレントゲン撮影などの検査を受けていました。
特に変化が認められなかったため、自己判断で検査を止めてしまったのです。
やがて60代になってから、検診で行った胃カメラや腹部のエコーで、腎臓になんと2センチを超える石ができているのが見つかったのです。
ESWLで対応できる範囲を超えていたため、手術で摘出する事態となりました。

このように、再発を繰り返す場合には定期的な検査は欠かせません。
排出された石の成分を調べることで、原因となる要因を探ることもできます。
結石には細菌が関わっている場合もあり、その場合には尿路の細菌感染の治療が必要となります。

尿路結石の痛みは、生活習慣へのアラーム

尿路結石のでき方は、動脈硬化による血管内の石灰化と似ていることがわかっています。
つまり、予防方法も同様なのです。

再発を繰り返す人は、心臓病や動脈硬化の危険が高くなります。
生活習慣を改善する必要があります。

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