耳鳴りは自律神経の失調が原因
昼間はあまり気にならないが、よる静かになった時に耳の奥でキーンという音がし、気になって眠れない。
耳鳴りは、激しい運動をした後や、クラブなどで強大な音にさらされた時などに誰もが経験するものです。
更年期になってこういった外的な原因なしに見られる耳鳴りは、この時期特有の自律神経の失調が原因です。
めまいがある人に同時に起こることが多いのもです。
常に耳鳴りがしているというわけではなく、あたりが静かになった夜間などに意識されることが多いのも特徴です。
程度も、耳がちょっとおかしいというくらいのものから、気になって眠れなくなるほど強いものまで様々です。
注意するポイント
更年期症状としての耳鳴りであれば、時期が来ればおさまりますから、それまでは我慢して付き合っていくことになります。
ただし、急に強い耳鳴りがしたり、聞こえにくさを感じたりした時は、耳鼻科で検査を受けましょう。
メニエール病や中耳炎、脳腫瘍、更に突発性難聴もリスクもできます。
突発性難聴では耳鳴り、聞こえにくさの他に耳が詰まったような感じがします。
早期に発見すれば難聴に習うにおさまりますから、早めに診察を受けることをお勧めします。
日頃のアドバイス
耳鳴りが気になったら、好きな音楽やビデオをかけたりするとそちらに注意が移って耳鳴りを意識しなくなります。
神経を刺激するコーヒーや紅茶、アルコール類、喫煙は、耳鳴りを助長することがあるので控えましょう。