更年期脂肪の蓄積しやすい場所

更年期脂肪の特徴肥満イメージ

若い頃と何も変わっていないのに!
加齢により進行する更年期脂肪の特徴

加齢とともに体に脂肪がつきやすくなってくるというのはよく聞く話でしょう。
これは更年期脂肪かもしれません。
女性は思春期や出産直後に太りやすい体質になりますが、それ以上に脂肪が付きやすくなるのが更年期です。

更年期脂肪は加齢とともに進行するものであるため、日頃のケアで改善していくことができます。
更年期脂肪の特徴を知り、いつまでも美しい体を保ちましょう。

更年期脂肪は全身に脂肪が蓄積する

更年期脂肪は体のありとあらゆる部分に脂肪が蓄積していきます。
そのため若い頃の肥満に比べて、スタイルが悪く見えがちなところに大きな特徴があります。
具体的に更年期脂肪においては、ウエストまわりやお尻は当然として、背中や二の腕などにも脂肪が蓄積していきます。
結果、更年期脂肪が進行すると、後ろ姿が悪くなってしまう。

更年期脂肪は、若い頃と比較して生活スタイルがそれほど変わらずとも進行していきます。
そのためなぜ自分がどんどん太っていくのか分からないといった状態に陥る人も少なくありません。
これは更年期脂肪が加齢による基礎代謝の低下や、ホルモンバランスおよび自律神経の乱れによって引き起こされているためです。
つまり特別に過食をしていなくとも、肥満が進行していく恐れがあるのです。

更年期脂肪は対策が遅れがち

更年期脂肪においては特別食べ過ぎているわけではないことから、肥満を自覚するのが遅れるといった特徴もあります。
少し体がむくんでいるだけだろうといった思い違いが重なり、徐々に取り返しのつかない肥満となっていくのです。

そのため更年期脂肪については、事前知識をしっかりと頭に入れておき、予防の形で対策をとっていく必要があります。
特に基礎代謝の低下については運動量を増やすなどして補っていくことが可能です。
運動不足にある人は運動の習慣を持つことで、更年期脂肪による肥満を防ぐことができるのです。

シビアな体型コントロールが求められる更年期脂肪

更年期脂肪における肥満のコントロールは必ずしも容易ではありません。
なぜならば、今までどおりの食事量や運動量を維持していても、肥満が進行していくためです。
そのため、今まで以上にシビアに食事量と運動量をコントロールしていくことが求められます。

しかしながら、自分自身の健康を損なう形で過度にダイエットする必要はありません。
運動の習慣がない人は簡単な運動の習慣を持つ。
三食をバランスよくたっぷりと食べている人は、週末の夕食だけ簡単なものに置き換えてみる。

こういった手段で更年期脂肪による肥満を防いで行くことは可能です。
いつまでも美しくありたいという気持ちをモチベーションに、更年期における脂肪の蓄積をコントロールしていきましょう。

更年期脂肪の健康診断イメージ

更年期脂肪は動脈硬化に繋がる

2020年3月1日